セブンプレミアムの牛皿(冷凍牛丼の具)レビュー
セブンイレブンにはお弁当類の牛丼が販売されていますが、今回ネタにするのは冷凍食品の牛丼の具(牛皿)です。
中には神扱いする高評価口コミがある…
あまり口コミ数は多くはないけどネット上の評判はなかなか良いんです。
中には、
セブンプレミアムの牛皿があれば
もう牛丼屋いらず
これは・・・
日本3大牛丼店をも凌ぐ
このような、にわかに信じがたい口コミまでありました。
でも、セブンイレブンの食品って大体どれも安定しておいしいので、本当かもしれませんし、もしかしたらその口コミはステマかもしれません。
真相確認のためにも、さっそく買ってきました。
商品紹介(牛皿120g 303kcal)
※牛皿なのでご飯(お米)はついていません。つまり、牛丼の具のみです。
価格は税込で257円です。高くも安くもない価格でしょうか。
パッケージはこんな感じ。冷凍チャーハンや冷凍パスタによくあるような形(長方形)です。
封を開けてみると、フィルムなどもなく以下のようにそのまま牛丼の具が入ってました。
フィルムを剥がす等の手間がないので、これは良いですね。逆に几帳面な人は嫌かもしれませんね。
そのまま食べられません。カチカチに凍っているので、まずは解凍しなきゃいけません。
↓
レンジで温める
- 500W:約2分40分
- 600W:約2分30分
↓
写真ではたまねぎが多く見えますが、牛肉とたまねぎのバランスはそこまで悪くないですよ。
ただ、タレがドロドロしているのが残念。
混ぜれば多少は良くなりますが、全体的にドロドロ系のタレですね。
そして混ぜるとほとんど汁がなくなります。
分かりやすいように寄せて皿底の汁を撮ってみましたが、これではまんべんなくご飯に汁をかけられない。
よって、牛丼にして食べるのは不向きかもしれません。
実食レビュー
今まで日本3大牛丼店の冷凍牛丼の具ランキングなんてのをやってきましたので、それらと比較して書かせていただきます。
まず結論から言えば、「セブンの牛丼の具もボチボチおいしい。しかし、本職である牛丼店には遠く及ばない」です。
食べる前に「牛丼店行く必要なくなった」とか「牛丼店以上にうまい」などの口コミを見ましたが、それはステマなのか、味覚がおかしいか、牛丼店の味を知らないか、好みの問題なのか分かりませんが、さすがに過剰な口コミだと思いました。
もちろん私が狂っている可能性もあるでしょうが、私の味覚からしたらあり得ません。
タレ・煮汁
たしかに味付けはおいしい。
味付けも濃くてタレがべっとりしているので、肉によく絡みつく。これは特に男性に好まれるかもしれません。
そして、よく言えば味付けがしっかりしていて良いなんですが、悪い言えばくどい・重たいみたいな感じ。
そして牛丼として食べなければ問題ありませんが、ご飯にかける汁がないのはさすがに辛い。
煮汁のダシを味わいながら流し込むようにご飯をかきこみたいのにそれができない。それはタレ(煮汁)の水分量が足りないからです。
牛肉
松屋の冷凍牛丼でもマイナス評価にしましたが、セブンイレブンの牛皿も同様、一枚一枚が細切れなのが微妙です。
ただし、想像以上にお肉の臭みが少ないのはプラス評価ですね。
本職との差
比較したせいか辛口レビューになりすぎて、私が牛丼屋の肩を持っていると思われてしまうかもしれませんが、本当にただ素直にここまで書かせていただきました。あくまでも私個人の感想ですので、その点ご理解ください。
今になって思うのが、本職である牛丼店のものと、セブンイレブンの牛皿を比べる方がそもそもおかしいです。
近所で有名な料理上手な奥さんとプロの料理人と比較してるのと一緒で、比較対象にやや問題がありますね。
それでも興味がある方は、セブンイレブンの牛皿と牛丼御三家の冷凍牛丼の具と食べ比べてみてください。